Atoms
非上場- 本社
- 米国カリフォルニア州ロサンゼルス
- 設立
- 2018
- 創業者
- Travis Kalanick
- 主な製品
- デリバリー特化型キッチン「CloudKitchens」、飲食店向けOS「Otter」、厨房ロボット「Lab37 Bowl Builder」、職場向け昼食配送「Picnic」、食品製造向け不動産「ProFood Properties」、鉱山・採石場向け自律運搬システム「Pronto」
トラビス・カラニック氏の持株会社City Storage Systemsを改称した企業です。
8年間ステルスでデリバリー特化型キッチンの不動産事業を築き、2026年3月にAtoms Food・Atoms Mining・Atoms Transportの3事業からなる産業用ロボット企業として公開されました。
掲げる方針は、汎用ヒューマノイドではなく、稼働頻度の高い産業現場向けの専用ロボット(同社の言葉で「gainfully employed robots」)です。
稼いでいるのは食の事業で、買収したProntoを基盤とする鉱業は、カラニック氏自身が、鉱山側の反応は実証を求めるものだと説明している新しい領域です。
資金調達
2026年7月にa16z主導で17億ドルのエクイティラウンドを発表し、Bank of America・ゴールドマン・サックス・ウェルズ・ファーゴ・JPモルガン・バークレイズから条件非公開のデット枠も確保しています。投後評価額は非開示です。CloudKitchens時代のラウンドは合計で少なくとも12億5,000万ドルにのぼり、内訳は2019年にサウジアラビアの公共投資ファンド(PIF)から4億ドル、2021年に評価額150億ドル(いずれも報道ベース)で8億5,000万ドルとされています。
主な出資者
a16z(リード、Ben Horowitz氏が取締役就任)、Uber、ベイン・キャピタル、Fifth Wall、Chemistry、A*、K5 Global、Abstract、SV Angel、Alpha Square Group。CloudKitchens時代にはサウジPIFとMicrosoftも出資
最終確認: 2026-08-18
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Atoms(アトムズ):トラビス・カラニックがUber退任後に築いた産業用ロボット企業
Uberを去って8年、トラビス・カラニック氏は持株会社City Storage SystemsをAtomsに改称し、CloudKitchensと買収した鉱山自律化スタートアップProntoを傘下に収めたうえで、a16z主導で17億ドルを調達しました。出資者にはUber自身も名を連ねています。掲げる方針は、ヒューマノイド一色の流れとは逆方向です。汎用の身体ではなく、仕事を持った専用ロボットに寄せています。

トラビス・カラニック:Uber創業から産業用ロボット企業Atomsまでの歩み
10代で包丁の訪問販売、18歳で受験対策ビジネスを起業し、20代にはファイル共有サービスをめぐる訴訟で会社が破産申請に追い込まれ、配車サービスを世界に広げた会社を築き、40歳でその会社の投資家に退任を迫られた人物です。そして2026年、ほとんど公に語らないまま8年かけて組み上げた17億ドル規模の産業用ロボット企業とともに戻ってきました。